[28日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は28日、ウクライナとロシアが今月トルコで実施した直接交渉の代表団長がこのほど電話会談を行い、ロシアが作成しているとする和平合意に関する条件の覚書について協議したと明らかにした。
ウクライナとロシアは今月16日にトルコのイスタンブールで約3年ぶりの直接交渉を実施。ウクライナ側はウメロフ国防相、ロシア側はメジンスキー大統領補佐官が代表団を率いた。
ゼレンスキー大統領は、ロシアはイスタンブールでの協議で覚書を作成する意向を初めて表明したが、すでに1週間以上が経過していると指摘。ウクライナはロシアと連絡を取り、覚書について問い合わせているとし、「ウメロフ国防相がメジンスキー大統領補佐官と電話会談を行った。ロシア側は(覚書を)作成すると回答したが、われわれは何も受け取っていない」と述べた。ゼレンスキー氏によると、米国もロシアから何も受け取っていない。
ロシア大統領府のペスコフ報道官はこの日、ウクライナとの次回協議に向け準備を進めており、米国との接触も継続すると表明。ウクライナとの次回の協議もイスタンブールで実施される可能性があると述べた。
ゼレンスキー氏は現在ベルリンを訪問中。