米、エヌビディア製半導体の中国への輸出を正式許可 米国の顧客向けの半分以下

経済 産経新聞 2026年01月14日 11:34
米、エヌビディア製半導体の中国への輸出を正式許可 米国の顧客向けの半分以下

米政府は13日、半導体大手エヌビディアが手がける先端半導体「H200」の中国への輸出を正式に許可する文書を公表した。条件として、出荷量は米国の顧客向けの半分以下とすることや、米国内で独立した第三者による性能検査を受けることなどを挙げた。中国の出荷先の厳格な顧客確認も求めている。

商務省が基準改定を示した文書を公表した。H200を巡っては、トランプ大統領が昨年12月、対中輸出を許可すると交流サイト(SNS)で表明していた。エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)は今月6日、中国市場への供給準備が整ったと語り、顧客の需要は「極めて高い」と説明した。

H200は、エヌビディア製では一世代前のAI半導体だが、米国内では、輸出を認めることで人工知能(AI)など競争分野での米国の優位性を損ない、安全保障に悪影響を及ぼすとの懸念も根強い。(共同)

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