立憲民主党と公明党は、国民民主党や自民党の一部などにも新党への参加を呼びかける方針だ。ただ、国民民主が呼応する動きはない。ほかの野党幹部らからも批判的な意見が相次いだ。
「加わらない。中道勢力の結集というが、具体的に中道とは何なのか。極めてあいまいな中道で国民の理解が得られるのか」。国民民主の玉木雄一郎代表は15日、立公が結成する新党には参加しない意向を明言した。
すでに立民の安住淳幹事長から新党参加の呼びかけがあり、榛葉賀津也幹事長が断ったことも明らかにした。国民民主は次期衆院選に向けて51議席獲得が目標で、候補者擁立を加速する意向だ。
昨年の参院選で、立民と全国32の「1人区」で候補者を調整する選挙協力を結んだ共産党は、15日時点で立民からは声がかかっていない。立民が公明と「中道」での結集を目指したからだ。共産の田村智子委員長は記者会見で「集団的自衛権の行使容認や安保法制を自民と進めた公明が、どう総括して新党を結成するのかよく見たい」とあてこすった。
参政党の神谷宗幣代表はインターネット番組で、立公新党の結成について「予想していなかった」としつつ、「選択肢が分かりやすくなり、違いが出しやすくなった」と分析した。(大島悠亮、永原慎吾)