相性の良い蔵王で2位に15点差圧勝の丸山希、ジャンプW杯今季6勝目に「すごくうれしい…

スポーツ 産経新聞 2026年01月20日 22:40
相性の良い蔵王で2位に15点差圧勝の丸山希、ジャンプW杯今季6勝目に「すごくうれしい…

ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子蔵王大会第1日は20日、山形市のアリオンテック蔵王シャンツェで個人第19戦(ヒルサイズ=HS102メートル)が行われ、丸山希(北野建設)が合計222・5点で、今季、通算とも6勝目を挙げた。

気象条件が安定せず、当初の予定から2時間余り遅れて始まった試合でも、丸山の集中力は高かった。1回目は気温マイナス9度の雪舞う夜空を滑るように飛び、ヒルサイズに迫る101メートルのビッグジャンプ。トップで迎えた2回目も不利な追い風の中、92・5メートルまで伸ばし、2位に15点以上の差を付けて圧勝した。

本人は「夏の蔵王の国内戦は3連覇中なので、W杯でも勝つことができてすごくうれしいです」と喜ぶ一方で、「100メートル超えのジャンプを飛ぶことができたけど、着地につなげられなかったので悔しさも残っています」と満足はしていなかった。

日本の金城芳樹ヘッドコーチによると、1回目のジャンプは空中の前半でわずかに上体が前に流れた分、中盤以降、スキーが起きてしまい、高い位置からの着地になったことが影響したという。

昨年12月20日のスイス・エンゲルベルク大会以来の優勝で、今季6勝目。1月初旬は表彰台に絡めない試合が続いていたが、スキーに乗る足裏の感覚を見直すなどして立て直してきた。「五輪に弾みをつけられたらいいと思うので、明日の試合、札幌(の2連戦)と引き続き自分のジャンプができるように頑張っていきたい」と笑顔で意欲を示した。(宝田将志)

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