【ロンドン時事】悲劇は繰り返された。サッカーのワールドカップ(W杯、6月開幕)予選欧州プレーオフ(PO)決勝が3月31日に行われ、過去4度のW杯制覇を誇るイタリアはボスニア・ヘルツェゴビナにPK戦の末に敗れ、3大会連続で本大会出場を逃した。GKドンナルンマ(マンチェスター・シティー)は最後のPKを決められると頭を抱え、他の選手たちはピッチ上でしばらく動けなかった。
サッカー、イタリア連盟会長が辞任 3大会連続でW杯出場逃す
伝統の堅守を発揮し切れなかった。序盤に先制したが、前半のうちに守備の要バストニ(インテル・ミラノ)が一発退場となり、数的不利に。後半は耐え切れず、同点とされた。PK戦でも失敗が続き、直近2大会に続いてPOで涙をのんだ。
今大会からW杯出場チーム数は32から48に拡大され、欧州枠も13から16に増加。だが、イタリアは以前のように世界的な選手がなかなか育っていない。増えたチャンスを生かすこともできず、予選ではノルウェーに連敗してPOに回っていた。
失意の翌日、アボディ・スポーツ相ら各方面からイタリア・サッカー連盟トップの解任を求める異例の声が上がり、2日にグラビナ会長が辞任に追い込まれた。復権への道は険しい。