令和6年元日の能登半島地震や同9月の豪雨の犠牲者を追悼し、復興を願うガス灯「希望の灯り(あかり)」が1日、石川県輪島市に設置され、点灯式が開かれた。阪神大震災で被災した神戸市でともり続ける「1・17希望の灯り」から、「共に歩もう」との思いを込めて火が分けられた。
ガス灯は、地震で崩落した景勝地「窓岩」を望む曽々木海岸沿いに設置。神戸市の公園「東遊園地」に設置されているガス灯を管理するNPO法人「阪神淡路大震災1・17希望の灯り」が企画し、令和6年12月からクラウドファンディング(CF)で資金の支援を呼びかけていた。
曽々木地区の自治会長、刀祢聡さん(69)は「厳しい環境の中でも、前を向いて生きるしるべとなってほしい」と話した。
NPO法人代表理事の藤本真一さん(41)は「一日でも長くともし続けることが、震災を忘れずに伝えていくことになる」と語り、「能登の皆さんが前を向いて歩めるように遠くから見守っている」と呼びかけた。NPOによると、灯りは国内外に分灯され、輪島市で11カ所目となる。