京セラは2日、作島史朗取締役執行役員専務(58)が社長に昇格する人事を発表した。4月1日付。谷本秀夫社長(65)は6月に特別顧問に就く。社長交代は9年ぶり。業績改善に向けた構造改革に一定のめどが付き、新体制で成長路線への回帰を目指す。
京都市で記者会見した作島氏は「経営改革プロジェクトを完遂し、収益力を回復させる」と述べた。作島氏は電子部品の研究開発に携わり、電子部品事業本部長を務めた。2025年4月から経営改革プロジェクト担当として、低迷する半導体関連や電子部品の事業の立て直しに取り組んだ。
山口悟郎会長(70)は続投する。4月1日付で伊奈憲彦取締役執行役員専務(62)が副会長に就任する。山口氏は、1年後をめどに会長職を伊奈氏に引き継ぐ方針を示した。