米実業家イーロン・マスク氏が率いる宇宙開発企業スペースXは2日、人工知能(AI)開発企業xAIを買収し、統合したと発表した。年内にも計画される新規株式公開(IPO)を前に事業再編を本格化させる。
マスク氏は2025年に交流サイト(SNS)のX(旧ツイッター)をxAIに統合したばかり。今回の買収は、自身が率いる企業を一体運営する戦略の一環と位置付けられる。AI開発には巨額の設備投資や電力が必要となるため、収益力の高い宇宙・通信事業と統合することで、資金を確保するための基盤を強化する狙いがあるとみられる。
スペースXは声明でAI、ロケット、衛星通信サービス「スターリンク」、SNSのXなどを統合することで「イノベーションの基盤を構築する」と説明した。宇宙空間にデータセンターを展開し、AIの計算能力を拡張する構想も打ち出した。(共同)