東京都の転入超過4年ぶり縮小、外国人は転出超に 25年人口移動報告

経済 日経新聞 2026年02月03日 09:40

総務省は3日、住民基本台帳に基づく2025年の人口移動報告を発表した。転入者数から転出者数を差し引いた「転入超過数」は東京都が6万5219人と全国最多だった。超過数は4年ぶりに縮小した。外国人の転出者数は5万4236人となり、転入者数の5万3858人を上回った。

25年に自治体をまたいで住所を変更した人数を集計した。

東京圏(埼玉、千葉、東京、神奈川の4都県)は12万3534人の転入超過だった。外国人を含めた集計を始めた14年から12年連続の転入超過となったものの、超過幅は24年に比べて1万2309人縮小した。

転入超過数を男女別にみると男性が5万4670人、女性は6万8864人と、女性のほうが1万4194人多かった。

年齢別では20〜24歳が5万7263人の転入超過となった一方で、0〜9歳、35歳以上の全ての年代で転出が上回った。転出の超過数が最も多かったのは60〜64歳で4222人だった。

大阪圏は24年に比べ6063人多い8742人の転入超過だった。男性が1397人、女性が7345人で、男性は14年以降で初めて転出超過から転入超過に転じた。

都道府県別で転入超過だったのは東京に埼玉、千葉、神奈川、滋賀、大阪、福岡を加えた計7都府県だ。滋賀県は24年の転出超過から転入超過に転じた。日本人だけでは転出超過だったものの、外国人の転入数が上回った。

残る40道府県は転出超過だった。24年に転入超過だった山梨県は転出超過へ転じた。前年に比べて転出超過数が最も増えたのは宮崎県だった。

24年の調査から国外の転出入を含めた都道府県別の社会増減数が追加された。国内への転入者数は78万2165人で、転出者の40万9592人を上回った。社会増加幅は前年に比べ5548人広がった。

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