兵庫にゆかりのある研究者や学生を支援する一般財団法人村尾育英会(神戸市)は、優れた研究成果を上げたとして、同育英会学術賞に関西学院大理学部教授の伊藤弘毅氏(46)を、学術奨励賞に県立大院理学研究科准教授の小簔剛氏(44)をそれぞれ選んだと発表した。副賞として学術賞には100万円、学術奨励賞には50万円を贈る。
伊藤氏は「電子強誘電体で開拓するテラヘルツ物質機能」とする研究課題に取り組み、次世代の光・電子デバイスにつながる基礎的な知見を示したことが評価された。
小簔氏は「伝搬型プラズモンの局在化が拓(ひら)く新奇光物性」のテーマで光デバイスの性能向上に向けた学術的基盤を築いた、としている。
3月7日に神戸市中央区のホテルオークラ神戸で贈呈式を行う。同学術賞は昭和58年創設で、これまでに学術賞31件、学術奨励賞55件を授与している。