1月27日に公示された衆院選で、京都府内6選挙区には計27人が立候補した。2月8日の投開票に向けて、物価高対策や消費税減税などを争点に論戦が続く。候補者の政策や人柄について選挙区ごとに紹介する。(届け出順)
吉田幸一氏(51)=共産新人
7回目の挑戦となる衆院選。「長い間挑戦してきたが、ここまで急な選挙戦は初めてだ」と驚きを隠さない。準備期間の短さはこれまでの経験を総動員して乗り越え、選挙を戦う。
日々地域を回る中で、過疎化が進む農村地域の現状に危機感を覚えたという。「農業を守らずに一部の大企業のもうけを優先する政治を続けていいのか。農家に残された時間は少ない」と指摘。農業を基幹産業と位置付けて抜本的な農政改革を掲げる。
格闘技観戦が趣味で、大学時代には空手に取り組んだ。普段であれば、家事や育児を夫婦で分担しているが、今回は急な選挙で家族にも迷惑をかける。ただ、娘と同年代のある高校生が進学するために働いて学費を稼ぐことを決意したとの話を聞き、現状を変えなければならないと改めて国政を目指す思いに火が付いた。
北神圭朗氏(59)=自民前職
近年は無所属だったが、今回は自民党の公認で立候補。重要課題と位置付ける外国人への土地規制に関して、高市早苗首相から「私も同じ考えだ」と告げられたことが背中を押した。支援者からも反発の声はないといい、「私自身の主張は変わらない。支持者の方にも、後々にでも思いが伝われば」と語る。
外国人への土地規制と排外主義の結び付けには「差別を容認することはない」とし、「ポピュリズムに頼る必要のない自民党で日本の国益を重視した規制を敷けると考えている」。
新型コロナウイルス禍で始めた体操が習慣になり「やるのは嫌だがなんとか続けている」。長年支えてくれている妻への感謝を口にすることを心がけており、「自分ひとりではやってこれなかった。振り返るとひどい言動もあった。今は存在の大きさを痛感している」と感謝する。