節分に欠かせないアイテムの一つ「巻きずし」。兵庫県多可町八千代区の特産品加工・販売「マイスター工房八千代」で2日夜から3日朝にかけて巻きずし作りがピークを迎え、1万5千本が出荷・販売された。
同店の「天船巻きずし」(1本千円)は、シャキシャキのキュウリ、ふんわり焼き上げた玉子に濃い味のシイタケ、カンピョウ、高野豆腐の具材をバランスよく巻いた「おかあちゃんの味」として親しまれている人気商品。同店や東京・銀座の直営店のほか、関西や中国地方の百貨店などでも販売されている。
とくに節分の時期は予約が集中。今年も正月明けから節分向けの準備に着手し具材の調理を少しずつ始めた。そして2日午後からは助っ人の作業員も確保し、約100人態勢で巻きずし作り。工房内は9つの炊飯器がフル稼働し、飯炊きや具材の切り分け、巻く作業や包装などの係に分かれてこの日日午前7時頃までに計1万5千本を製造した。
大半は予約販売や百貨店などへの配送でさばかれ、1千本は店頭で午前7時半から販売。2日夜から詰めかけていたファンもおり、早々と完売した。工房を運営する藤原たか子施設長(78)は「節分の巻きずしでマイスター工房八千代の存在を知ってもらい、ふだんも買いに来ていただければうれしい」と話していた。