米証券会社キャンター・フィッツジェラルドは、スイスの金融大手UBSグループ傘下のヘッジファンド部門オコナーを買収することで合意した。UBSが30年以上にわたり所有してきたオコナーは、創設初期のメンバーの1人の手に戻る。
UBSの28日発表文によると、今回の売却には運用資産総額約110億ドル(約1兆6000億円)の投資戦略6本が含まれる。取引の詳細な条件は明らかされていないが、ブルームバーグ・ニュースは以前、交渉の一環として収益分配案が協議されていたと報じている。
取引完了後はオコナーの投資およびサポートチームはキャンターの資産管理部門に移る。買収手続きは監督当局の承認を待って、10-12月(第4四半期)に完了予定だ。
オコナーはキャンターの資産運用部門の責任者であり、UBSオコナーの創業メンバーの1人でもあるビル・フェリ氏の指揮下に置かれることになる。UBSの前身スイス・バンク・コーポレーションは1992年にシカゴを本拠地とするデリバティブ企業オコナー&アソシエイツの買収を開始した。
原題:Cantor Fitzgerald Agrees to Buy UBS Hedge Fund Unit O’Connor
(抜粋)