社民・福島氏「コメントする立場にない」、党幹部「埋め立てるのが悪い」発言 辺野古事故

政治 産経新聞 2026年04月02日 17:21
社民・福島氏「コメントする立場にない」、党幹部「埋め立てるのが悪い」発言 辺野古事故

社民党の福島瑞穂党首は1日の記者会見で、沖縄県名護市の辺野古沖で平和学習中の同志社国際高(京都府)の生徒ら2人が犠牲になった船転覆事故を巡り、党幹部が米軍普天間飛行場の辺野古移設工事を挙げて「こんなことをしなかったら、事故も起こり得なかった」などと原因を転嫁するような演説をしたことについて、「コメントする立場にない」と繰り返した。

社民の服部良一幹事長は3月19日、転覆事故を取り上げて「平和学習に対するバッシングが来ないよう、力を合わせて、この危機を乗り越えていきたい」とし、「そもそも辺野古の新基地建設をいつまでも続けるのが悪い。埋め立てるのが悪い。こんなことをしなかったら、こういう事故も起こり得なかった」と述べた。

国会前で開かれた米国などのイラン攻撃に抗議するデモ集会での演説で言及した。服部氏の発言は週刊誌などが取り上げ、一部で問題視されている。

福島氏自身は、2人が死亡した事故の発生原因を移設工事のせいにするような発言はしていない。

ただ、1日の会見で服部氏の発言への受け止めを求められると、「詳細を知らない。報道ベースで分かっているが、それについて議論したりしていないので、コメントは差し控える」と述べるにとどめた。

一方、福島氏とともに党首選に立候補している大椿裕子前参院議員は1日、ユーチューブ番組で転覆事故に触れ、「辺野古新基地建設の問題と今回の事故が起きたことは分けて考える必要がある」と語った。

「修学旅行生を船に乗せて現場を見学するとき、守っていくべき安全性が担保できていたのか、きちんと検証するべきだ」と訴えた。

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