ロイター通信は3日、イランがエネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡に戦略的な価値を見いだしており、当面は事実上の封鎖が続くと米情報機関が分析していると伝えた。今回の戦闘はイランの軍事力の破壊が狙いだったが、イランが重要な航路を脅かす能力を示したことで、かえってその影響力が高まりそうだと指摘しているという。
米情報機関が最近まとめた報告書は、イランがホルムズ海峡の掌握について、米国に対抗する唯一の効果的なカードだと見なしていると説明。エネルギー価格を高止まりさせ、トランプ大統領に早期の戦闘終結に向けた圧力をかけ続ける可能性を示唆している。
ロイターは、イランのエネルギー市場を左右する能力は「核兵器よりも強力」だとする専門家のコメントを引用した。
トランプ氏は3日、交流サイト(SNS)への投稿で「もう少しでホルムズ海峡を開放し、石油を確保できる」と楽観的な見通しを示した。(共同)