米航空宇宙局(NASA)は3日、月へ向かっている宇宙船オリオンの窓から船長のリード・ワイズマン飛行士が撮影した地球の写真を公開した。宇宙船は飛行2日目を終える時点で地球から約18万キロ先を時速約5600キロで飛行中。米主導の月探査「アルテミス計画」の一環で、アポロ計画から約半世紀ぶりの有人月周回を目指す。
ホワイトハウスは3日、2027会計年度の予算教書の概要を公表。NASA分ではアルテミス計画に重点を置いた。
NASAが公開した写真は、宇宙船が地球近くを周回する軌道から月へ向かう軌道へ移るためのエンジン噴射後に撮影された。1枚は地球全体が収まり、右上と左下にオーロラが確認できる。別の1枚は、オリオンに四つある主要な窓から地球の一部を望む。
26年10月に始まる27会計年度の予算教書では、NASA全体の要求額は26年度予算から23%減となる188億ドル(約3兆円)。このうち、月面開発などは26年度予算から約9%増の85億ドルとした。(共同)