任期満了に伴う京都府知事選は5日投開票され、現職の西脇隆俊氏(70)が3選を確実にした。午後8時に当選確実の一報が伝わると西脇氏は、京都市内で支援者を前に「全身全霊で府政運営に取り組む」と語り、決意を新たにした。
選挙戦では他候補が北陸新幹線敦賀(福井県)-新大阪延伸を巡り持論を展開する中で態度表明を避けた西脇氏。この日は「これから考えないといけない」と述べるにとどめた。
与党は現行の「小浜京都ルート」を含む8案から絞り込みを進めるが、西脇氏の支援者の間でも意見が割れている。
京都商工会議所の堀場厚会頭はこれまでに「小浜舞鶴京都ルート」の支持を表明。京都選挙区選出の自民党、西田昌司参院議員は「小浜京都ルート」を推してきた。西脇氏の陣営幹部は「態度表明の時機ではないこともあるが、堀場さんや西田さんらへの配慮はあるだろう」と推し量る。
昨夏の参院選京都選挙区では、日本維新の会候補が地下水への影響などの懸念から「小浜京都ルート」に反対しトップ当選。有権者の関心は高いテーマだが知事選では議論がかみ合わなかった。