サーバー機器関連企業「クリアースカイ」(京都市)の顧客は7日、高利回りが得られると勧誘されて投資したのに資金が戻ってこないと訴え、京都地裁に同社の破産を申し立てた。顧客の弁護団が京都市内で記者会見し「破産により財産を保全する必要がある」と説明した。
申立人は31都道府県の205人の顧客で、計約28億円が戻ってきていないと主張。他にも多くの相談が寄せられているという。今後、詐欺や預託法違反の疑いで刑事告訴・告発を検討する。
申立書によると同社は、顧客が購入したサーバーを他の企業にレンタルし、数カ月後に元本に10%の利益を加えた額で買い戻し、暗号資産を渡すとうたっていた。同社から報酬を受け取った複数の「代理店」や、セミナーを通じて勧誘していた。
弁護団の加藤博太郎弁護士は、同社がサーバーをレンタルした実績は確認されていないと指摘。資金の流れを解明する必要があるとする。2月以降、同社代表らと連絡が取れないという。