ゲノム編集ベビーを規制 子宮への移植に罰則新設 法案、閣議決定

政治 産経新聞 2026年04月10日 10:11
ゲノム編集ベビーを規制 子宮への移植に罰則新設 法案、閣議決定

政府は10日、ゲノム編集技術によって人の受精卵(胚)を遺伝子改変し、子を誕生させる目的で人や動物の子宮に移植する研究や治療を罰則付きで禁止するゲノム編集胚規制法案を閣議決定した。ゲノム編集ベビー誕生の規制が柱。ゲノム編集受精卵を取り扱う研究には、国への届け出や記録の作成を義務付ける。

上野賢一郎厚生労働相は閣議後の記者会見で「今国会において速やかにご審議いただくようお願いしたい」と述べた。

受精卵へのゲノム編集は、遺伝性の病気を予防できる可能性がある一方、想定外の影響が出るなど技術面の限界やリスクがある。身長などの特徴や容姿、運動能力などを望み通りにする「デザイナーベビー」を得る試みへつながるとの懸念もある。

現在は、ゲノム編集受精卵を人の子宮に戻す行為は国の指針で一部禁止されているものの、違反しても罰則はない。

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