大阪・集合住宅の母娘2遺体、首や背中に十数カ所の刃物傷 執拗に襲われたか

社会 産経新聞 2026年04月10日 19:17
大阪・集合住宅の母娘2遺体、首や背中に十数カ所の刃物傷 執拗に襲われたか

大阪府和泉市の集合住宅一室で住人の母娘の遺体が見つかった事件で、2人の首などに少なくとも十数カ所の刃物傷があったことが10日、捜査関係者への取材で分かった。大阪府警和泉署捜査本部は、何者かが執拗(しつよう)に2人を襲った可能性もあるとみて、殺人容疑で捜査している。

捜査本部はこの日も、現場の部屋などを検証。近くにある公園の池では、水中ドローンを用いたりダイバーが潜ったりして事件に関連する物がないかを確認していた。

捜査本部によると、死亡したのは現場の部屋で2人で暮らす職業不詳、村上和子さん(76)と長女で社会福祉士の裕加(ゆか)さん(41)。

司法解剖の結果、2人は首を刺されて動脈を切られたことによる失血死。首のほか頭部や背中を中心に刃物傷が少なくとも十数カ所あり、身を守る際にできる傷も確認された。裕加さんのほおには殴られた痕もあった。

2人とも8日午前4時ごろに死亡したと推定され、寝間着姿のままだった。発見時、玄関は無施錠で、室内から血の付いた刃物などは見つかっていないという。

8日午後0時半ごろに2人の親族から「血を流した人がいる」と110番があった。和子さんはリビングで、裕加さんは台所で血を流して倒れており、その場で死亡が確認された。通報した親族は、裕加さんの職場から「出勤していない」と連絡を受け、安否確認のために現場を訪れていた。

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