「50」定数削減案、決定見送り 維新大阪府議団 賛意あるも「急ぎ過ぎだ」と慎重論も

政治 産経新聞 2026年04月10日 21:45
「50」定数削減案、決定見送り 維新大阪府議団 賛意あるも「急ぎ過ぎだ」と慎重論も

大阪維新の会大阪府議団は10日、府議会の議員定数を現状の79から29とする案を巡り意見交換会を開いた。定数削減そのものについての賛意はあったが、50という削減数に慎重論もあり、この日の機関決定は見送られた。

削減案は、党内のプロジェクトチーム(PT)が1年間議論し、提言としてまとめた。合意が得られれば令和9年4月の統一地方選で50削減を公約の柱に掲げ、13年の統一選までの4年間で区割りの見直しや条例改正などを進める想定で、この日府議団に詳細を説明した。

非公開の意見交換会では「身を切る改革」に取り組んできた維新として速やかに進めるべきとする声がある一方、準備期間が短く急ぎ過ぎだとする指摘もあったといい、現時点での機関決定は見送られた。

府議会の議員定数を巡っては、維新主導で平成23年に109から2割減の88となり、令和4年はさらに約1割減らし、79となった。

維新府議団の河崎大樹代表が昨年の代表選で、さらなる定数削減を公約として掲げ、代表就任後にPTを設置した。1年間の任期中に結論を出す方針だったが、次期執行部のもとで議論が継続される見込みという。今回のPTの提言は、大阪府と人口規模が近い英ロンドンの市議会運営などを参考に、定数を29まで削減し、迅速な政策実行体制の構築を目指すべきだとした。

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