ホルムズ海峡「みかじめ料」は「ならず者国家」トランプ氏「狂人理論」への対応 平井文夫

国際 産経新聞 2026年04月11日 15:00
ホルムズ海峡「みかじめ料」は「ならず者国家」トランプ氏「狂人理論」への対応 平井文夫

ドナルド・トランプ米大統領が7日、イランへの攻撃を2週間停止すると発表し、これを受けてイラン側はホルムズ海峡の開放に応じた。だが、イスラエルがレバノンの親イラン民兵組織ヒズボラを攻撃した。イランは「合意違反」としてホルムズの再封鎖を表明した。

戦闘終結に向けた米国とイランの協議は、パキスタンの首都イスラマバードで現地時間11日(日本時間同日)から行われる予定だが、先行きは依然不透明だ。

今回の停戦合意でおかしいのは、双方が「勝った」と主張していることだ。トランプ氏がAFP通信に対し、「完全勝利だ。疑いの余地はない」と述べたのに対し、イラン最高安全保障委員会は「(イランが)偉大なる勝利を達成し、米国に10項目の計画を受諾させた」との声明を出した。

2人でケンカをしたら勝つのは普通1人だけだ。もう1人は負け。どちらかがウソをついているか、本当は「引き分け」か。あるいは「どちらも負け」なのか。

米国は軍事的には圧倒した。イランの核施設、軍事拠点などを破壊し、最高指導者のアリ・ハメネイ師を殺害した。新しい最高指導者で息子のモジタバ・ハメネイ師は重体で治療中との情報がある。

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