台湾への優遇策発表 国共会談受け、10項目―中国共産党

国際 時事通信 2026年04月12日 17:02

 【北京時事】中国共産党は12日、台湾への優遇策を発表した。10日に開かれた習近平総書記(国家主席)と台湾最大野党・国民党の鄭麗文主席(党首)の会談を受けた措置。11月に台湾で統一地方選を控える中、習政権としては会談の成果として経済的な恩恵を打ち出すことで国民党を支援する狙いがありそうだ。

 優遇策は10項目あり、台湾製食品の輸入円滑化や、「内容が健全」な台湾の映像作品の中国国内での配信、コロナ禍で減った航空路線の再開推進などが盛り込まれている。ただ、条件付きの項目が多く、実際にどこまで具体化するかは不透明だ。

 習氏と鄭氏は、北京で開いた約9年ぶりとなる国共両党のトップ会談で「台湾独立」に反対する立場で一致した。優遇策は、習政権が「台湾独立派」と敵視する民進党の頼清徳政権に対する揺さぶりの一環とみられる。

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