パキスタンがサウジに戦闘機派遣 イランからの攻撃で防衛協定発動、自制促す狙いか

国際 時事通信 2026年04月12日 18:02
パキスタンがサウジに戦闘機派遣 イランからの攻撃で防衛協定発動、自制促す狙いか

2024年9月、イスラマバードのパキスタン政府施設に掲げられた同国とサウジアラビアの国旗(EPA時事)

 【ニューデリー時事】パキスタン軍は戦闘機や支援機から成る部隊をサウジアラビア東部の空軍基地に派遣した。サウジ国防省が11日に発表した。サウジではイランの攻撃によりエネルギー関連施設に被害が出ている。パキスタンはサウジと昨年締結した相互防衛協定に基づいて派遣を決めた。同協定は一方への攻撃は双方への攻撃と見なすと定めている。

湾岸諸国への攻撃続く サウジ、対イラン参戦瀬戸際か

 パキスタン首都イスラマバードでは11日、米国とイランの代表団による和平協議が開かれていた。サウジはこれまで対イラン軍事作戦への参加をほのめかしたことがある。サウジがイランへの報復攻撃に踏み切れば、米イランの協議に影響する恐れがあった。このため、パキスタンはサウジに防衛協力の姿勢を示すことで自制を促す狙いがあったもようだ。

関連記事

記事をシェアする