新潟県弥彦村のおもてなし広場で12日、自動運転バス「ミコぴょん号」が歩行者2人をはねた事故を受け、弥彦村の本間芳之村長は13日に村役場で記者会見を開き、「2人の方を負傷させる事故を発生させてしまい、深くおわび申し上げる」と陳謝し、再発防止を誓った。
会見の冒頭、本間村長が「誠に申し訳ありませんでした」と陳謝し、宇野誠地域交通対策室長、富田憲産業部長とともに深々と一礼した。
宇野室長の説明によると、バスは自動運転中だったが、事故直前に歩行者を検知したため自動で停止した。その後、運転手が手動運転に切り替えて走行中、車道と歩道の間にいた歩行者と「何らかの要因により」(同室長)接触したという。
通常は手動運転中も異変を感じた場合は運転手がブレーキをかけるが、「捜査中でもあり、今回ブレーキがかけられたかどうかは不明」という。また自動運転時は道路上の軌道を走るが、事故直後にバスの先頭部分が歩道に乗り上げたことからも、宇野室長は「手動運転中の事故とみられる」とした。
同村の自動運転バスの車両はエストニアのオーブテック社製の「MiCa(ミカ)」。事故を起こしたバスはJR弥彦駅と温泉街を結ぶルートを1日10往復する。運転手の業務はシフト制で、事故時は7往復目にあたる「第14便」を運行していた。
本間村長は「村としても調査を進め、再発防止に努めたい」と述べた。【浜田奈美】