新興SNS「Bluesky」(ブルースカイ)のユーザーや開発者らによる交流イベント「Bluesky Meetup in Tokyo Vol.4」(ブルースカイ ミートアップ イン トーキョー)が13日夜、東京都品川区で開かれ、約100人が参加した。米ブルースカイ社の日本のカントリーマネージャーに就任した高野直子氏が講演したほか、参加者による発表も行われた。来場者は講演に聞き入ったり、互いに意見交換をしたりして、サービスについて理解を深めた。
ブルースカイは、X(旧ツイッター)の共同創業者、ジャック・ドーシー氏らがアメリカで立ち上げた分散型の新しいSNS。ユーザー数は、米国や日本を中心に全世界で4370万人に上る。2023年2月にスマホアプリがリリースされると、Xの対抗馬や代替サービスとして注目を集めてきた。
今年、同社で初めて米国以外を担当するカントリーマネージャーに就任した高野氏は、「日本のユーザー規模は世界で2番目だ。今月、英語以外の言語で初めてとなる日本語の公式アカウントを開始するなど、日本での展開に力を入れている」と述べた。これまで、日本で開催されたミートアップには、同社の幹部や著名な開発者が米国から参加してきた。
イベントでは、グループチャット機能の追加、検索や写真や動画の機能強化といった開発予定も発表された。高野氏は、最近、投稿の下書きや翻訳機能が追加されたことにも触れ、「ブルースカイは、成長中のプラットフォームだ。継続して使ってもらうために努力していく」と述べた。ブルースカイは、他のSNSと比べ、アクティブなユーザーが多く、最近では継続率も高まっているという。
ブルースカイは、一般公開から3年が経ち、Xの代わりとしてのSNSから、独立した一つのSNSに立ち位置が変わりつつある。3月19日には、昨年4月に1億ドル(約160億円)の追加の資金調達を行ったと発表した。引き続き、他のSNSとは一線を画しながら、ブルースカイとその基盤技術「AT Protocol」の普及を目指している。
4月18日には、ブルースカイの基盤技術を使った一般参加型の開発イベント「ハッカソン」の開催が予定されている。(西山諒)