東京建物は14日、東京駅八重洲口前に2月末に完成した地上51階建ての複合ビル「TOFROM YAESU TOWER(トフロムヤエスタワー)」を報道陣に公開した。オフィス街の八重洲口エリアでは初となる劇場を備えており、休日の賑わいづくりを目指す。
劇場は5月にオープン予定。3階から6階の位置に設置し、座席は計806席を備える。取り外しのできる移動席、たたんでテーブルとして扱い音響担当者が機械を置いて作業ができるようにした座席もあり、さまざまな形式の演劇や音楽ライブ、式典に対応できるのが特徴だ。
広報担当者は「オフィス街なので『休日の賑わいが少ない』との声は、地元の人たちとの話し合いでも上がっていた」と説明する。今後、土日に演劇などを見に来た人が地域で飲食をするなどの相乗効果が期待できるという。
このほか同ビルは東京駅直結の立地を生かし、ビジネス需要にも対応。会議室10部屋、750平方メートルのホールを備え、各種展示会や懇親会の利用を見込んでいる。隣接地では中層階のビルを建設中で、2棟あわせ、今秋に全面開業を迎える予定だ。(福沢紫)