○エドアルド・ヌニェス(判定3-0)●力石政法(ボクシングIBFスーパーフェザー級王座決定戦=28日)
兄弟同時世界王者という夢には届かなかった。IBF世界フライ級王者の矢吹正道(LUSH緑)を兄に持つ力石は、過去28勝をすべてKOで制している難敵に判定負け。「コテンパンにされた。兄の足を引っ張って申し訳ない気持ちでいっぱい」と、リング側で見守った兄にベルトを掲げる姿を見せられなかったことを悔いた。
約10センチ上回るリーチの差を生かせなかった。距離を取ろうとしても懐に入られ、何度も強打を浴びた。「4ラウンドぐらいから足が動かなくなった」。中盤以降は相手の得意な接近戦に応じ、隙を狙ったが、致命的な一発を当てることはできなかった。
大橋ジム移籍2戦目で迎えた世界戦。今後については「やり切っているので続けるともいえない。日本で世界戦を組んでもらったのに泥を塗ってしまったという思いもある」と、複雑な心中を明かした。(石原颯)