A東京、故障者続出の中で頂点つかむ 「逆境を乗り越えて勝ち切れた」 バスケ天皇杯

スポーツ 産経新聞 2026年01月12日 20:37
A東京、故障者続出の中で頂点つかむ 「逆境を乗り越えて勝ち切れた」 バスケ天皇杯

バスケットボール男子の第101回天皇杯全日本選手権ファイナルラウンドは12日、東京・国立代々木競技場で決勝が行われ、A東京が三河に72―64で勝った。

出場可能な選手はわずか9人。故障者続出の中、A東京が6日間で4試合をこなす短期決戦を乗り越え、前回一歩届かなかった頂点をつかんだ。2016年のBリーグ開幕後、2度のリーグ優勝を経験した強豪も、天皇杯を獲得するのはA東京となって初。「いろんな逆境を乗り越えて、チーム全員で勝ち切れた」。主将のバランスキーは満足げに話した。

苦しい時間帯の長かった三河との決勝でも、試合巧者ぶりが光った。15-20で迎えた第2クオーター、Bリーグでは出場時間の短い福沢が2本の3点シュートを決めるなどして逆転に成功。一時2点差まで詰め寄られた最終クオーターも、直後にサイズ、テーブスが立て続けに得点して突き放した。テーブスは「一度も下を向かず、コートに出ている5人がやらなきゃいけないことを明確に話して戦えた」と誇った。

19年のリーグ2連覇達成後、国内タイトルから遠ざかった。新本拠地のトヨタアリーナ東京が誕生した節目のシーズンで、名門復活への大きな足掛かりをつかんだ。加入12季目のバランスキーは「ここから新しい、強いアルバルクをつくっていけたら」と力を込めた。(奥村信哉)

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