【パリ=三井美奈】イタリアのメローニ首相が15日、来日した。17日まで滞在し、16日には高市早苗首相と会談する。イタリアはインド太平洋への関与を深めており、防衛協力が主要議題となる見通しだ。両首相はトランプ米大統領との関係構築を重視する点で一致しており、米国が世界秩序を大きく変える中、「西側の結束をどう守るか」も課題となりそうだ。
日伊防衛協力の主柱は、英国を含む3カ国による次期戦闘機の共同開発だ。2022年に合意した「グローバル戦闘航空プログラム(GCAP)」と呼ばれる計画で、新規参加国を認めるか否かで日伊間に温度差がある。イタリアは参加国の増加を支持し、日本は慎重な姿勢をとる。