米露ウクライナ、1週間後に再協議へ 領土巡る問題解決せず 停戦監視では「進展」

国際 産経新聞 2026年01月25日 07:35
米露ウクライナ、1週間後に再協議へ 領土巡る問題解決せず 停戦監視では「進展」

ロシアによるウクライナ侵略の終結に向け23、24日にアラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビで行われた米露ウクライナ3カ国による高官協議で、ウクライナメディア「RBKウクライナ」は24日、消息筋の話として、3カ国が約1週間後にアブダビで再協議を行うと報じた。同メディアはまた、今回の協議で領土に関する問題は解決されなかったとも伝えた。

米ニュースサイトのアクシオスの記者も24日、次回協議が2月1日に行われるとする米当局者の話をSNSに投稿した。

RBKウクライナによると、今回の協議で3カ国の代表団は政治と軍事の2グループに分かれて交渉を実施。軍事グループの交渉では停戦監視の枠組みなどで進展があったが、領土について協議した政治グループでは目立った成果はなかった。

ロシアはウクライナに東部ドンバス地域(ドネツク、ルハンスク両州)全域からの撤兵を改めて求め、事実上、2州の割譲を要求。ウクライナはドンバス全域からの撤兵を拒否したという。

ルハンスク州はロシアがほぼ全域を掌握しているが、ドネツク州はウクライナが州面積の2割以上をなお保持している。

米露ウクライナ3カ国による本格的な協議はロシアの侵略後で今回が初めて。3カ国は今回の協議について「建設的だった」などと評価した。(小野田雄一)

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