ホルムズ海峡を通過する貨物船やタンカー=2月25日、アラブ首長国連邦(UAE)フジャイラ沖(AFP時事)
【イスタンブール時事】米ブルームバーグ通信は1日、イランが原油輸送の要衝ホルムズ海峡の通航料として、タンカーに原油1バレル当たり1ドルを徴収していると伝えた。米国とイスラエルの攻撃に加担しないイランの「友好国」を対象に、イラン側の護衛の下で航行を認めているという。
原油輸送、代替ルートを模索 ホルムズ封鎖で、政府や海運会社―喜望峰回り、コスト倍増も
同通信によると、通過を求めるタンカーはイラン精鋭軍事組織「革命防衛隊」に仲介者を通じて船の所有者や目的地などを連絡。審査を経て、友好国の旗を掲げて指定された航路を進む。イランは友好国を5段階に分類して通航料を細分化し、支払いには中国の人民元か暗号資産(仮想通貨)が用いられるという。
地元メディアによると、イラン国会の安全保障委員会は既に通航料に関する法案を承認。今後法制化される可能性もある。