高市首相「財布を豊かに」、野田氏は円安発言批判 衆院選唯一の選挙サンデー

政治 産経新聞 2026年02月01日 20:25
高市首相「財布を豊かに」、野田氏は円安発言批判 衆院選唯一の選挙サンデー

衆院選(8日投開票)の期間中唯一の「選挙サンデー」の1日、与野党党首は激戦区を中心に遊説し、支持拡大を図った。高市早苗首相(自民党総裁)はけがの手当てを理由に、午前のNHK討論番組への出演を急遽(きゅうきょ)取りやめたが、午後の遊説は行い「責任ある積極財政」を訴えた。中道改革連合の野田佳彦共同代表は首相の前日の円安に関する発言を引き合いに「生活者ファーストの考え方がまったく分かっていない」と批判した。

首相は1月31日の街頭演説で「円安だから悪いといわれるが、輸出産業にとっては大チャンス。外為特会(外国為替資金特別会計)の運用もホクホク状態だ」と語った。野田氏は1日、東京・渋谷での街頭演説で「円安は輸入物価を押し上げるから国民にとっては苦しい」と強調。食料品の消費税ゼロを主張した。

首相は1日、愛知県一宮市で街頭演説し、為替動向には言及しなかったものの、「私が目指しているのは政府のお財布を豊かにすることではない。皆さまのお財布を豊かにすること」と語った。次世代エネルギーの技術開発など国内投資の促進で「日本経済を強くしていく」と訴えた。

日本維新の会の吉村洋文代表は和歌山県紀の川市の街頭で、自民との連立合意書に記した衆院議員定数削減について「自民の中で反対が多い。政治を前に進めるため、アクセル役が必要だ」と維新の存在意義をアピールした。

国民民主党の玉木雄一郎代表は1日、愛知県長久手市で「野党第一党にしてほしい」と語り、衆院選について「どんな与党と野党の組み合わせがこれからの日本に必要なのかもセットで選んでほしい」と呼びかけた。

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