外国人問題争点の埼玉・川口市長選、元県議の岡村ゆり子氏が初当選「生活ルールを徹底」

政治 産経新聞 2026年02月01日 23:44
外国人問題争点の埼玉・川口市長選、元県議の岡村ゆり子氏が初当選「生活ルールを徹底」

任期満了に伴う埼玉県川口市長選は1日投開票され、無所属新人で元県議の岡村ゆり子氏(44)が、無所属で元県議の立石泰広氏(64)=自民推薦=ら新人5氏を破り、初当選を確実にした。現職の引退により過去最多の6人が立候補。トルコ国籍のクルド人の一部と住民の軋轢(あつれき)が表面化している外国人問題が主な争点となり、生活ルールの徹底などの施策の充実を訴えて支持を広げた。投票率は40・98%(前回21・67%)。

岡村氏は岡村幸四郎前市長(任期中に病没)の次女。外国人問題について、不法滞在者には国の責任で帰国を促す一方、在留外国人に生活ルールの順守を求める施策の充実を訴えた。立石氏は全国初となるワンストップ対応窓口「外国人政策対応センター」の設置を訴えたが、及ばなかった。

このほか、元市議の矢野由紀子氏(62)=共産推薦=は多文化共生の推進を主張。諸派で住宅リフォーム会社社長の西内聡雄氏(52)と介護会社理事長、古川圭吾氏(55)は政府の外国人政策を批判した。無所属で医療法人理事長の松浦玄嗣(もとつぐ)氏(53)はルール順守と共生の両立を訴えた。

岡村氏は、幸四郎氏の病没後、平成27年に市議にトップ当選。31年には県議にトップ当選し、2期目の途中で今回の市長選に出馬した。県議会では保守系会派とされる「無所属県民会議」に所属していた。

当日有権者数は47万5521人。

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