ひろぎんHD、25年4~12月14%増益 預金獲得キャンペーンも

経済 日経新聞 2026年02月02日 18:50

ひろぎんホールディングスが2日発表した2025年4~12月期の連結純利益は前年同期比14%増の329億円だった。日銀の利上げを背景に、傘下の広島銀行で収益の柱である資金利益が伸びた。収益のさらなる拡大に向け、貸し出しに回す預金の獲得を急ぐ。

広島銀行の本業のもうけを示すコア業務純益は29%増の470億円だった。資金利益は22%増の776億円だった。人事制度改革などで人件費は増えたが吸収した。

25年12月末時点の貸出金残高は24年12月末から1%減の8兆3156億円。事業性貸し出しは増えたが、地方公共団体向けが減ったことが響いた。預金残高は同3%増の9兆6435億円で、預貸率は86%だった。

「金利ある世界」では預金の獲得が重要になる。広島銀行は、給与受け取りなどで取引する新規顧客向けにポイントを付与するキャンペーンを同日に開始した。広島県内では省力化などの設備投資の資金需要が製造業を中心に強いとみて、貸し出しを増やす考えだ。

26年3月期通期の業績予想については据え置いた。経常利益は前期比9%増の570億円、純利益は12%増の400億円を見込む。

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