雪の重みか、新潟で住宅や建物の倒壊相次ぐ 上越では男性死亡

社会 毎日新聞 2026年02月03日 17:48
雪の重みか、新潟で住宅や建物の倒壊相次ぐ 上越では男性死亡

 新潟県内では2日から3日にかけ、雪の重みが影響したとみられる建物などの倒壊が相次いだ。

 3日午後1時ごろ、上越市三和区岡田の木造住宅が倒壊していると上越署に通報があった。署員らが駆けつけたところ、がれきの中から成人男性1人が見つかった。

 同署によると、男性はこの家に住む片山圭太さん(68)とみられ、現場で死亡が確認された。片山さんが出勤しなかったことを不審に思った職場の同僚が訪ねて、倒壊が判明した。

 上越市によると、3日午前9時の三和区総合事務所の積雪量は127センチ。同署によると、片山さん宅の周辺には約150センチの積雪があったといい、同署は雪の影響で倒壊したとみて詳しい状況を調べている。

 また、3日午前6時ごろには、柏崎市与板で「近所の家が雪で倒壊している」と付近住民から柏崎署に通報があった。

 署員らが駆けつけたところ、住宅敷地内にある車庫が倒壊し、車庫内で男性1人が下敷きになっているのが見つかった。男性は約2時間半後に救助され、病院に搬送されたが、頭部から出血しており、意識不明の重体。

 同署によると、男性はこの家に住む50代とみられ、倒壊した車庫には大量の雪が積もった状態だったという。

 新潟地方気象台によると、柏崎市の3日午前6時の積雪は平年の3倍近い62センチだった。

 一方、長岡市殿町では2日午後7時半ごろ、飲食店などが連なる商店街の「がん木」と呼ばれるアーケードの一部が雪の重みで数メートルにわたって崩れた旨の通報が長岡署にあった。同署によると、けが人などはない。この時間帯の同市の積雪量は平年の約2・5倍以上となる139センチだった。

 県は3日、長岡市の旧山古志村、旧小国町、旧栃尾市、旧川口町のエリアについて、屋根の除雪などにかかった費用を国と県が負担する災害救助法の適用を決定。2日には小千谷市と魚沼市の全域を対象とした同法の適用が発表されている。【戸田紗友莉】

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