横浜市で4日に開催される各国の駐日大使らの作品を展示する写真展に、同市の山中竹春市長が欠席の意向を示していることが、市などへの取材で判明した。山中氏は昨年、この写真展の会場で、出席した元市議会議長を中傷する言葉を口にしたと指摘されていた。
市などによると、写真展は、外交官が日本各地の魅力を捉えた作品を展示する「にっぽん―大使たちの視線」。市内で毎年開催され、名誉総裁を務める高円宮妃久子さまも開会セレモニーなどに出席される。山中氏は就任後の2022~25年に欠かさず参加を続けてきた。
市や写真展を主催する実行委によると、山中氏側は今年の写真展について、1週間ほど前に「別の公務の都合で欠席する」と主催者側に伝えたという。
山中氏を巡っては1月以降、暴言やパワーハラスメントの疑惑が浮上。内部告発した市幹部は、25年2月の写真展の会場で、山中氏が当時の市議会議長を見て「あのデブ」「気持ち悪い」「死ねよ」などと中傷した場面に立ち会ったと主張している。
これまで山中氏は「外見や容姿について中傷するようなことはあり得ない」と否定している一方、市幹部に対する職場での暴言は「あったかもしれない」と一部認めている。市議会は真相を明らかにする必要があるとして、市に第三者組織の設置を求める決議を可決している。【矢野大輝、蓬田正志】