次世代の移動手段として社会実装に向けた取り組みが進む「空飛ぶクルマ」について、東京都は3日、実機の飛行と、搭乗手続きなど施設の運用に向けた実証実験を24日から東京ビッグサイト(江東区)で行うと発表した。うち2日間には、搭乗手続きなどを体験できる旅客ターミナル検証(空飛ぶクルマへの搭乗はできない)を行い、モニター計100人を募集する。
飛行実証は28日までの5日間にわたって行い、見学も可能だ。各日午前9時半と、午後12時5分からの計2回実施し、それぞれ5~10分間、東京ビッグサイトの駐車場から空飛ぶクルマを飛び立たせて海上を周回飛行する計画という。見学の入場人数に制限はない。
旅客ターミナル検証では、ビッグサイト敷地内に旅客ターミナルを模した設備を設置。空飛ぶクルマに搭乗はできないが、顔認証を用いたチェックインや手荷物検査などを模した保安検査、ラウンジエリアでの待合体験・安全ビデオ視聴、顔認証と連動した搭乗ゲート通過のシミュレーションなど、実際の運用時を想定したさまざまな体験ができる。
体験時間は1枠30分で定員10人。両日の午後にそれぞれ計5枠を準備している。応募期間は3日午後5時から18日午後11時59分まで。先着順。参加費無料。申し込みはPeatix【東京都/空飛ぶクルマ】モニター募集ホームページ(URLはこちら)。
空飛ぶクルマを巡っては、都は2025年に「空飛ぶクルマ実装プロジェクト」を立ち上げ、30年までの社会実装を目指し取り組みを進めている。都政策企画局の担当者は「東京の上空を空飛ぶクルマが飛び交う未来を描いている。実証実験の成果を踏まえ、目標に向かい着実に取り組みを進めていきたい」と意気込んでいる。