大阪市立科学館は19日、米政府から大阪・関西万博の米国館で展示していたロケット模型の寄贈を受け、大阪市内の同科学館で記念式典を開いた。模型は米国主導の有人月探査「アルテミス計画」で使用する大型ロケットのスペース・ローンチ・システム(SLS)。20日から常設展示する。
寄贈された模型はSLSの32分の1サイズで、高さ約3メートル。米航空宇宙局(NASA)が作製した。SLSは宇宙船を搭載し、月までの約38万キロを往復する。
ジェイコブス駐日米大使首席補佐官は式典で「米国館のハイライト、SLSを展示でき光栄だ。今後数十年にわたり、訪れる人の想像力を刺激し続けるだろう」とあいさつした。
アルテミス計画はアポロ計画以来の有人月探査計画。2022年には無人での月との往復に成功している。早ければ今年3月にも米カナダの飛行士計4人が月を周回飛行し、28年までの有人月面着陸を目指している。日本も参加しており、日本人飛行士の月面着陸も計画されている。