海洋機構の調査航海が中止 ホルムズ海峡封鎖影響で燃料確保の見通し立たず

科学・医療 産経新聞 2026年04月01日 17:20
海洋機構の調査航海が中止 ホルムズ海峡封鎖影響で燃料確保の見通し立たず

海洋研究開発機構は1日までに、イランによるホルムズ海峡の事実上の封鎖で必要な燃料を確保できない恐れがあるとして、4月に予定していた2隻の船による海洋調査の中止を決めた。5月以降に計画している他の調査の見通しも不明という。

中止を決めたのは、深海底を調べる潜水艇を載せる「よこすか」と、海底の地形や海中の環境を観測する「新青丸」。東北沖や相模湾、南海トラフなどで調査する予定だった。海洋機構の担当者は「3月の航海で使う燃料は何とか確保できたが、その後の分を確保できる見通しが立っていない」と話す。

4月には他に、海底資源の分布を調べる研究船「かいめい」の出港計画がある。船の性能を確認する試験的な航海は実施できる見込みだが、その後の本格的な調査航海をするかどうかは燃料の調達状況や価格を踏まえて検討する。

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