交戦中のイランに対して過激な言葉を使って非難を続けるトランプ米大統領について、精神の健康状態を確認すべきだとの批判が高まっている。米CNNや英紙ガーディアンが6日、報じた。
トランプ氏は5日、自身のSNSで「クソッタレの海峡を開けろ、この狂った野郎ども、さもないと地獄に落ちるぞ!」と投稿。放送禁止用語を交え、イラン側がホルムズ海峡を開放しなければ発電所と橋を破壊すると脅迫した。
ガーディアンによると、この投稿を受け、野党の民主党員を含む多くの人々が「正気ではない」「気が狂っている」「危険で精神的に不安定だ」などと批判を開始。トランプ氏が職務不適格だとして、罷免を求める声も出始めた。
6日に開かれた記者会見でトランプ氏は、SNSの投稿で使った言葉を巡って「精神健康状態の検査を受けるべきだとの批判がある」と指摘された際、「(批判は)聞いたことがない」と回答。「もしそれが本当なら、私のような人間がもっと必要になるだろう。米国は私が現れるまで長年にわたり、貿易などあらゆる面で搾取されていた」と持論を展開した。
現在79歳のトランプ氏を巡ってはこれまで、身体の健康状態を疑問視する声が何度もあがったが、医師の診断結果を発表するなどして「健康不安説」を払拭してきた。米大統領の健康状態への疑念は、バイデン前大統領時代にも取り沙汰された。