自衛隊の幹部を養成する防衛大学校(神奈川県横須賀市)で5日、入校式があり、吉田圭秀校長(63)が式辞で、初級幹部から勤めた幹部自衛官経験者が学校トップになるのは初めてだとし「退官後の生き方としてロールモデルとなるよう研さんを積んでいく」と述べた。
吉田氏は令和7年まで防衛省制服組トップの統合幕僚長を務め、今月1日付で校長に就任した。シビリアンコントロール(文民統制)の理念なども踏まえ、学者や官僚出身者が就くケースが多く、元制服組トップの起用は異例。
吉田氏は昭和61年に陸上自衛隊に入り、陸上幕僚長、統幕長などを歴任した。防衛大の校長交代は令和3年4月以来となった。
防衛大によると、本科の入校生は留学生を除き528人で、うち女性は104人。式典には入校生のほか、宮崎政久防衛副大臣らも出席した。