現役引退を表明し、記者会見するスピードスケートの高木美帆=6日、東京都中央区
冬季五輪で日本勢最多の通算10個のメダルに輝き、銅3個を獲得したミラノ・コルティナ五輪のシーズン限りで現役を終えたスピードスケート女子の高木美帆(31)が6日、東京都内で引退記者会見を開いた。「たくさんの人の支えがあった。幸せな、すごくラッキーなスケート人生だった」と、すっきりとした表情で話した。
高木美帆、最後は晴れ晴れ 笑顔で「後悔ない」―世界スピードスケート
短距離から長距離、追い抜きもこなすオールラウンダーとして名をはせ、ワールドカップの個人種目で日本勢最多の通算38勝などあまたの記録を打ち立てた。「寂しいという気持ちは感じていない。自分の決断に対して、後悔や後戻りしたいと思うことはない」と言い切った。
今後は未定ながら、いったんスピードスケートと距離を置く意向。脳と身体の関係などについての知識を深めたいとの意欲もあり、「いろんなことを経験しながら、思うままに進んでいきたい」と述べた。