関西経済同友会は7日、脱炭素技術の実装に向けた提言を発表した。大阪・関西万博が開かれた大阪市の人工島・夢洲(ゆめしま)を「カーボンニュートラルアイランド」と位置付け、会期中に披露したe―メタン(合成メタン)やペロブスカイト太陽電池の導入につなげるよう提案した。
夢洲では2030年秋にカジノを含む統合型リゾート施設(IR)が開業予定で、隣接する万博会場跡地ではエンターテインメント施設の構想が今後具体化する。大量のエネルギー消費が見込まれ、関西が強みを持つ脱炭素技術の活用が、情報発信につながるとした。
消費者が脱炭素の価値を実感できる取り組みの重要性も指摘。万博で出展された海洋保全がテーマの「ブルーオーシャン・ドーム」や「ガスパビリオン おばけワンダーランド」を例に挙げ、企業に体験型のイベントを継続的に展開するよう求めた。