ひろぎんホールディングス(HD)傘下のひろぎんキャピタルパートナーズ(広島市)は、事業承継などを目的とした投資ファンドを100億円積み増し、総額200億円にしたと発表した。後継者不足にあえぐ地元企業の事業承継のニーズへの対応を強化する。
2024年に組成した「HiCAP5号投資事業有限責任組合」を増額した。人手不足や高齢化が深刻化するなか、後継者の不在に悩む企業は多い。技術やノウハウを守るといった観点からも、ファンドによる事業承継は拡大が期待されている。
広島銀行の取引企業を中心に出資先を広げることで円滑な事業承継をサポートする。キャピタルパートナーズは「グループのコンサルティング機能を生かして事業に参画しながら投資先の企業価値向上と地域経済の活性化を目指していく」とする。
同社は5つのファンドを運用し、これまで平和記念公園(広島市)内での特産品販売事業を運営する会社や、広島国際空港(広島県三原市)に出資している。