【ワシントン=本間英士】トランプ米大統領は12日、FOXニュースのインタビューで、中国がイランに兵器を供給する準備を進めているとする報道について問われ、「もしそれを見つけたら50%関税だ」と中国に警告した。
トランプ氏は8日、イランに兵器を供給する国からの輸入品に対し、50%の関税を課すと表明していた。インタビューでトランプ氏は、中国による兵器の供給が事実であれば、中国も関税の対象になると主張した。
CNNテレビは11日、中国が今後数週間以内にイランに対し、肩で担いで発射するタイプの地対空ミサイルを提供する準備を進めていると報じた。出所を隠すために第三国を経由して輸出しようとしている兆候があるという。CNNによると、中国側は武器の供給自体を否定している。
一方、イラン上空で今月上旬に米軍のF15E戦闘機が撃墜された際にも、肩で担ぐタイプのミサイルが使われた可能性があり、米国は警戒を強めている。
トランプ氏は5月に中国を訪問し、習近平国家主席と会談する予定。インタビューでトランプ氏は「中国とは非常に良い関係にある」とも強調した。