【ワシントン=杉本康士】トランプ米大統領は12日、ローマ教皇レオ14世が米イスラエルによる対イラン攻撃に批判的な立場を表明していたことを念頭に「(イランが)核兵器を持っても構わないというような教皇は好きじゃない」と批判した。ワシントン近郊の米軍基地で記者団に語った。
トランプ氏は「私は教皇レオの大ファンではない。彼は非常にリベラルな人物であり、犯罪を阻止することなど信じていない男だ」と批判。さらに「彼は世界を吹き飛ばすために核兵器を持ちたいと考える国をもてあそぶべきではないと考える男だ」とも述べた。
教皇は3月29日にバチカンで行われたミサで「イエス・キリストは、いかなる戦争の正当化にも利用することはできない」と述べ、対イラン攻撃をキリスト教の教義で説明する動きを暗に批判していた。
教皇は米国出身で初めてカトリック信者のトップに立った。バンス米副大統領は熱心なカトリック信者として知られている。