高市首相「ホルムズ海峡の安定急務」 仲介国のパキスタン首相と電話

国際 日経新聞 2026年04月13日 18:15

高市早苗首相は13日、パキスタンのシャリフ首相と電話で協議した。パキスタンは米国とイランの戦闘終結に向けた協議を仲介している。高市首相は仲介努力に敬意を表したうえで「世界の物流の要衝、国際公共財であるホルムズ海峡の安定回復が急務だ」と伝えた。

終了後、首相官邸で記者団に明かした。協議で米国とイランが最終的な停戦合意に早期に至ることが重要だという日本の立場を主張した。米国、イランそれぞれと首脳間の意思疎通をしているとも説いた。

シャリフ氏からは「事態の早期沈静化やホルムズ海峡の航行の安全に向け、引き続き日本と協力していきたい」との発言があったという。

11〜12日にパキスタンの首都イスラマバードで開いた米国とイランの協議結果についても説明があった。米国が2月末にイラン攻撃を始めて以来初の協議で、合意には至らなかった。米国とイランは米東部時間7日(日本時間8日)に2週間の即時停戦で合意した。

高市首相は電話協議で「日本やアジア諸国を含む全ての国の船舶について、自由で安全な航行が一日も早く確保されることが不可欠だ」と訴えた。パキスタンの仲介努力に「敬意を表し、これを支持する」とも強調した。

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