【北京=三塚聖平】中国外務省は13日、ロシアのラブロフ外相が14、15両日に中国を訪問すると発表した。滞在中に中国の王毅共産党政治局員兼外相と会談し、イラン情勢やトランプ米大統領の訪中などについて協議するとみられる。
中国外務省の郭嘉昆報道官は13日の記者会見で、王氏とラブロフ氏が中露関係や両国間の協力のほか、「共に関心を寄せる国際、地域問題」について意見交換を行うと説明した。具体的なテーマは明らかにしなかった。
5月中旬にトランプ氏の訪中を控える中、中露両外相は対米戦略についてもすり合わせを行うとみられる。王氏は9、10両日に北朝鮮を訪問し、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記と会談しており、北朝鮮との関係についても意見交換を行う可能性がある。
中露両外相は今月5日に電話会談を行ったばかり。中国外務省によると、電話会談では、イランが事実上封鎖しているホルムズ海峡を巡る問題や、中東地域での停戦に向けた方策などについて話し合っている。