高市早苗首相は13日、米国とイランの戦闘終結に向けた協議を仲介したパキスタンのシャリフ首相と官邸で15分間電話会談し、仲介努力に敬意を表し、支持する考えを伝えた。「最も重要なことは、ホルムズ海峡の航行の安全確保を含む事態の沈静化だ」と指摘し、協議を通じた早期の最終合意が重要だとの立場を伝えた。高市首相が会談後、記者団に明らかにした。
米・イラン協議は合意に至らず、緊迫した状況が続くが、高市首相は電話会談で「世界の物流の要衝で国際公共財のホルムズ海峡の安定回復が急務」と強調。シャリフ氏から米・イラン協議について説明を受けた。
高市首相は13日、ベトナムの最高指導者で共産党トップのトー・ラム書記長(国家主席)とも20分間電話会談し、エネルギーの供給不安に関し「アジア全体のエネルギー強靭(きょうじん)化に向けて協力していく」との方針を確認した。
木原稔官房長官は13日の記者会見で、ホルムズ海峡にイランが機雷を敷設した可能性を踏まえた機雷除去のための自衛隊艦船派遣について「何ら決まっていない」と語った。